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骨盤の中には大きな血管がいくつも通っています。
このコトは、骨盤が内臓の入れ物であるコトや、心臓からの血液が脚に行くための途中に位置しているコトからも容易に想像できます。
骨盤矯正と特に関係する血管のなかでも重要でここで触れておきたいのは、
下殿静脈・下殿動脈、上殿静脈・上殿動脈、内陰部静脈・内陰部動脈です。
しかしながら、これらの血管がそれぞれどのように働いているかは特に重要ではありません。
もともとは大動脈から枝分かれして、それぞれ分かれ道に至るごとに名前がついているだけです。
ちょうど大きな川から支流に入り、名前が変わるようなものです。
ここで重要なのは、これらの血管が、寛骨と仙骨、そして仙結節靭帯と仙棘靭帯で作られた穴(大・小坐骨孔)を通っている点です。
この穴は骨盤がゆがむと必然的にカタチを変えてしまいます。
また、同じ穴を通る筋肉の緊張などによっても、血管が圧迫され、血行障害が起こる場合があるのです。
骨盤矯正を考える上で、血管についても考えるコトはとても大切なコトなのです。
血管の項で紹介した大・小坐骨孔の中には神経も通っています。
坐骨神経・下殿神経・上殿神経・内陰部神経・陰部神経がそれにあたります。
これら神経も骨盤のゆがみで圧迫されるコトがあるのは、血管と同じです。
神経はよく電線にたとえられますが、ちょっと違う点は圧迫によって伝達が阻害されるコトです。
長い間正座していると足がしびれるのは、一時的な神経伝達の圧迫による停止で起こるのです。
また、血行障害による症状との大きな違いは、神経痛が起こる可能性がある、つまり「痛い」という点です。
骨盤のゆがみが全てこういった症状が出るとは限りませんし、また全ての骨盤のゆがみに骨盤矯正が必要なわけではありません。
しかしながら、加齢と共に、今まで気付かなかったダメージの蓄積がカラダに現れてくるのも事実です。
ですので、若いうちにできるだけそういったダメージを減らしておくように心がけるコトは実はとても重要なコトではないかと思います。